

~石川県 鳥屋酒造~
大正八年、富山県に近い能登半島の鳥屋町にて創業。
源頼朝の愛馬「池月」はこの地方産といわれ、酒の名に冠しました。
「池月」鳥屋酒造の酒造りのほとんどの工程は手造りで、総生産量わずか300石の小さな蔵元です。
小さな蔵と小さな小売店で、夢だけは大きく持って頑張っています。
杜氏を始め五人の蔵人は、飲み手の喜ぶ顔だけを頼りに、黙々と酒造りに励んでおります。
苦労した甲斐があって、地元の金沢でも大変な引き合いのある蔵ですが、御縁があり紹介していただきました。


鳥屋酒造の「池月」は、全量、フネで搾られます。
手造りにこだわり、小さいからこそ出来る飾らない嘘の無い酒造り。
能登の一角に、こんな素敵な蔵元さんが、こんな素敵なお酒があるのです。

杜氏は能登杜氏で、柳矢健清。
平成5年には、全国新酒鑑評会金賞受賞の名杜氏です。
鳥屋の水は、軟水で、出来る酒もどちらかと言えば、線の細い女酒。しかし、米の旨味を十分に引き出した、飲み飽きしないシャープな辛口酒です。

鳥屋酒造の「池月」は蔵元と酒屋が消費者の皆様と共に歩んで来ました。
「池月」の蔵元さん・仲間の酒屋さんとの縁を深く感謝しながら、また「池月」を皆様にご紹介出来る事に喜びと誇りを感じながら、1本1本大事に扱っていきたいと思います。
仕込み風景
①
「洗米」
精米して美しく磨かれた米は、表面に付着している糠(ぬか)などを水で洗い落とす。
さらに水分を含ませるために水に浸けておく。
ここで、蒸米が麹づくりに適した水分を得るように調節する。
吟醸酒を造る米は、秒単位の浸漬なので、杜氏がストップウォッチを持って計っている。
②

「蒸し」
浸漬を終えた米は、甑(こしき)と呼ばれる大きな蒸し釜に入れられ、一時間ほど蒸される。
蒸し上がった米は、目的の温度まで冷気で冷まされる。
③
「仕込み」温度管理
酒母に麹、蒸米、水を加え、もろみを造る。
もろみ造りは一度に仕込むのではなく、「三段仕込み」といって普通3回に分けて行われる。
最初が「初添(はつぞえ)」、2回目が「仲添(なかぞえ)」、3回目が「留添(とめぞえ)」と呼ばれ、量をだんだん増やしてゆく。 一度に量を増やすと酵母が発酵不能に落ちいることを防ぐ。
④

「仕込み」
タンクのもろみの中では、麹が蒸米のでんぷんをブドウ糖に変え、そのブドウ糖を酵母がアルコールに変える「併行複発酵」が行われている。
留添を終えたもろみは、温度管理をしながら20日~30日間ほどで搾る。
⑤
「搾り」新酒の誕生
待ちに待った瞬間です。
